涼しいニセコで半月間リモートワークしてみた
はじめに
AWSチームのすずきです。
クラスメソッドのリモートワーク制度を利用して、酷暑を無縁な北海道のニセコに半月間滞在する機会がありましたので紹介させて頂きます。
「通勤時間を減らして家族と過ごす」フレックスタイム・リモートワーク・在宅勤務に関する社員アンケートを公開(クラスメソッドの働き方)
ニセコについて
冬季のスキーリゾートが有名な北海道のニセコ地区、海外から多くの観光客を集めるリゾート地として、近年目覚ましい勢いで開発が進んでいます。
自身は2014年、弊社札幌オフィスの視察と勉強会の翌日、定山渓から中山峠を超えて余市に巡るドライブの道中で 夏も快適なコンディションの中、ロードレーサーに乗る事ができる自転車乗りにとって楽園の地である事を知り、 翌年から毎年7月は自転車を携えて北海道に遠征。平日は札幌オフィス勤務、週末はニセコに通うようになりました。
リモートワーク環境がより充実した今年、ニセコで開催された自転車ロードレースイベントに参加した後、そのまま現地でリモートワークしながら約半月の滞在を試みてみました。
作業環境
宿泊場所
今回、ニセコアンヌプリ地区の2件の宿でお世話になりました。
今回のニセコ滞在、最も長くお世話になった2016年開設の宿でした。
廃校となった小学校、ユースホステルに改装された宿。 天候に恵まれなかった連休中にお世話になりました。
ネットワーク
2件の宿ともに光回線敷設済み、日中時間帯は30〜40Mbpsの安定したインターネット回線をWiFi経由で利用する事が出来ました。
リスクを伴う脆弱なプロトコルを業務で利用する事はありませんが、 より安全にネットワークを利用するため業務中は自宅環境のVPN(IPSec)を利用していました。
VPNを経由する事で回線速度は半減しますが、AWSのWebコンソールを始め、 Backlog、Cacoo、Gmail、Meet(Hangouts)、Chatwork、Slackなど業務で必要なサービスについては問題なく利用する事ができました。
作業場所
宿の自室を作業場所としていました。
主な作業はノートPC(MBP)。チャット、メール確認用にタブレットなどのガジェットを利用していました。
良い天気の日、宿のテラスでアンヌプリなどの山々を眺めながらの屋外作業も可能な事を確認できました。
物理出社
ニセコ滞在中に開催された全社会議に参加する為、エクストリーム出社を試みる機会がありました。
宿から札幌オフィス向かいの公共駐輪場までの道のりは95km、所要時間は3時間半でした。
今回は懇親会に参加する為に札幌市内で一泊しましたが、 明るい間に中山峠を超えられる時期であれば、ニセコから札幌オフィスまでの自転車通勤も不可能ではない事を確認できました。
費用
平日便のLCCや、オフシーズン価格の宿を利用できた事により、移動と滞在費用は9万円代(93,400円)に抑える事ができました。
また、現地の即売所などで調達した食材を宿のキッチンを利用して自炊する事で、食費も節約する事ができました。
内訳
- 食費、温泉、現地調達の衣服、ニセコ入り前後の札幌滞在費用は除く
項目 | 費用(円) |
---|---|
宿(18泊) | 52,400 |
カンガルー自転車輸送便 | 16,920 |
飛行機(ADO044:新千歳→羽田) | 12,900 |
飛行機(GK113:成田→新千歳) | 5,270 |
バス(札幌→ニセコアンヌプリ) | 2,240 |
JR(ニセコ→札幌) | 2,160 |
バス(東京→成田) | 900 |
私鉄(羽田空港→川崎) | 370 |
貸自転車(川崎→自宅) | 240 |
食事
あまり凝った料理はしませんでしたが、とれたての新ジャガをレンジで蒸して、山わさび和えで頂くのが今回の最大のヒットでした。
自転車コース
オフの週末や、平日始業前に30分〜2時間で走る事の出来たコースの一部を紹介します。
- 洞爺湖往復
- 積丹半島往復
- 新見温泉、パノラマライン周回
- 昆布周回
まとめ
今回の長期滞在により、意図せず本州の記録的な猛暑から逃れる事ができました。
また、リモートワークを実現しやすくする各種の仕組みや、何よりも働く場所を問わない事が当然という職場環境のおかげで、 普段通りの業務をどこでも遂行できる事を改めて確認出来ました。
クラスメソッドでは定期的に会社説明会も実施しています。 AWSを始めとするクラウドを活用した働き方について、少しでも興味を持たれた方はぜひ一度参加をご検討頂ければと思います。
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